【バンコク=田原徳容】タイ選挙管理委員会は24日、下院選(定数480)の暫定集計結果を発表した。
タクシン前首相派の「国民の力党」は、得票率48・33%で232議席を獲得し、第1党となった。
主要政党の得票率と獲得議席は、反タクシン前首相の旧最大野党「民主党」が34・37%で165議席、旧野党でバンハーン元首相が率いる「国民党」が7・7%で37議席となった。また、前首相が率いた旧与党「タイ愛国党」から分かれた非主流派4党では、「国家貢献党」が5・2%で25議席、「タイ団結国家発展党」が1・87%で9議席、「中道主義党」が1・45%で7議席、「王国民党」が1・04%で5議席だった。
投票率は70・27%で、過去最高だった2005年2月の前回選挙(72・40%)に迫った。現時点での集計結果は各県などからの速報に基づく暫定値で、最終結果の発表は来年1月3日の予定。
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