《日语课文学习手册》第二册第十九課 テレビの功罪
来源:优易学  2011-3-23 18:08:07   【优易学:中国教育考试门户网】   资料下载   外语书店

本文

  ここ十年来、テレビの普及率は高まる一方で、現在では約三千三百万台という膨大な数に達したという。一方、トランジスターラジオが実用化されてから、ラジオの数も増え続け、ながら族という人種さえ現れた。中には、ラジオを聞き、テレビを見ながら宿題をするような子供もいるという。
  テレビ、ラジオのこのような普及ぶりから当然予想されるように、子供たちはマスコミから非常に大きな影響を受けている。例えば、先日の新聞によると。小学校の三年生が同級生をナイフで刺して、重傷を負わせた。「テレビを真似た」のだそうだ。しかし、テレビ番組のすべてが悪いとは一概に言えない。オリンピックの中継は、当時までほとんど知られていなかったいくつかの運動競技の楽しさを、どれほど多くの人々に紹介したことだろう。あるいはまた、われわれは、いながらにして世界のさまざまな生活を見ることができ、その事が、世界中の人々がお互いに理解し合うのに大きな力となっている。
  ある人々は、前のような例をもとにしてテレビは良くないと言い、他の人々は後のような例をもとにしてテレビは良いと言う。しかし、ここでよく考えてみなければならないことは、テレビもラジオも結局一つの道具にすぎないということである。われわれは、この道具の巧みな御者とならなければならない。

会話

A このごろのテレビの普及ぶりはすごいらしいですね。
B ええ、増える一方らしいですよ。
A 今でも、増え続けているんですね。
B そうですね。それでね、いろんな悪い影響があるらしいですよ。
A そう一概に悪いとは言えないんじゃないですか。
B 例えばね、この間の新聞によると、小学校三年の子供が、ギャングごっこをして友達に大けがをさせたんだそうです。その子は「テレビを真似た」と言ったんだそうです。
A でも、この間のオリンピックの中継を見たでしょう。
B ええ。
A その時、今まではほとんど知られていなかった新しい競技を初めて見て、漸くおもしろさが分かった人も、ずいぶん多かったんでしょう。これはテレビの良い面じゃないんですか。
B それはそうですね。世界中のいろんな生活ぶりを見ることもお互いに理解し合うのに大きな力となっているということも、間違いなさそうですね。
A ええ、これだけテレビが増えれば、良かれ悪しかれみんながテレビの影響を受けるわけですけど、テレビだって、結局道具にすぎないんですから、やっぱりこういう道具を巧みに使いこなすだけ賢くならなければならないんでしょう。

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责任编辑:虫虫

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