《青年人网日语学习手册》第29課 都市の住宅事情
来源:优易学  2011-3-15 1:23:52   【优易学:中国教育考试门户网】   资料下载   外语书店

本课课文

(1)「日本人がうさぎ小屋に住んでいる」
   これは、ec(ヨーロッパ共同体)が日本についてまとめた報告書にあった言葉だ。この言葉を聞いたときは、さすがに「いくら日本の住宅は狭いからと言っても、そこまで言うことない」と、腹を立てた人が多かった。けれど、日本の住宅事情の悪さを、あたらめて認識させられたことも事実である。
   現在も日本の住宅事情はほとんど変わらない。特に大都市は相変わらずの住宅難だ。都会では自分の家を持つことがそもそも難しい。
   「アパートや借家の家賃を払うのに精一杯で、とても自分の家を持つだけの経済的なゆとりがない」というのが、都会で暮らす人たちの率直な感想だろう。
   最近は、一戸建ての家よりも、分譲マンションなどの集合住宅を選ぶ人が増えているという。新しく家を建てられるような土地が残っていないのだから、それも仕方がないことだろう。
   もちろん、もっと広い家に住みたいと、誰もが切実に思っている。「庭付き一戸建ての家に住みたい」というのが、多くの人たちの夢だ。しかし、庭付きの家を買えば買ったで、困ることがる。庭付きの家が買えるような所は郊外しかないので、それだけ交通の便が悪くなるからである。東京では、郊外の自宅から片道2時間くらいかけて都心の会社へ通勤しているサラリーマンは珍しくない。いくらマイホームを持ったと言っても、毎日満員電車に4時間も揺られて往復するのでは、通勤だけ疲れてしまうだろう。
   このような住宅難は、都市に人口が極端に集中しているために起こる現象である。何しろ1平方キロあたり1万人以上という人口密度だから、都市の住宅が不足するのも当然である。
   都市が人口の過密に悩まされている一方で、皮肉なことに、農村は過疎と言う現象に悩まされている。大都市に人口が集中するため、農村の人口が少なくなると言う現象である。過疎化の激しい所では、一つの村そのものがなくなってしまった所すらある。
   最近は、官庁や企業を都会ばかりに集めず、地方に分散させようと言う計画が真剣に検討されている。また、青年の思想も変わった。都会より農村で生活したいと言う青年が徐々に増えている。都市の過密と農村の過疎と言う矛盾に、多くの人が気づき始めた証拠だろう。
(2)田中:やあ、吉田君。家を買ったんだって。おめでとう。
   吉田:ありがとうございます。お陰さまで、なんと自分の家を持つことができました。今度、ぜひ遊びに来てください。
   田中:うん。そのうちにお祝いに伺うよ。ずいぶん立派なお宅だそうだね。
   吉田:いえ、それほどでもないですよ。ただ、家を買うなら、庭があってゆったりした家が言いと思って選びましたから、広いこと広いんです。でも、郊外ですから、通勤するのが大変で….。
   田中:会社まで、どれくらいかかるの。
   吉田:2時間とちょっとです。だから、毎朝6時半には家を出なきゃならないんですよ。ちょっと朝寝坊でもしようものなら、確実に遅刻ですね。
   田中:それじゃあ、睡眠不足になってしまうだろう。
   吉田:ええ。最近はいつも眠くてしようがないんです。でも、東京のサラリーマンは、みんな同じような苦労をしてるわけですからね。しかたないですよ。
   田中:そうだなあ。なるべく無理をしないで、休みの日はゆっくり寝るようにしたほうがいいね。せっかく家を買っても、体を壊したら、何もならないからなあ。

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责任编辑:虫虫

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